【剣盾S10使用構築】トゲチック、ギガイアス入り対面構築【最終288位/2005】

はじめまして。なわとびと申します。

 

剣盾のS10にて初めてレート2000を達成しましたので、記念に記事を書こうと思います。

 

  1. 結果
  2. パーティの並び
  3. 構築経緯パーティコンセプト
  4. 個体別の型紹介
  5. パーティの立ち回り方
  6. 使用感、感想

 

 

1.結果

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最高レートのまま終わったので最終も最高もレート2005です。ここから触れなかった自分の弱さ…って気持ちですね。

 

 

2.パーティの並び

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最終日の並びはこんな感じです。

 

3.構築経緯とパーティコンセプト

パーティのコンセプトは、

 

パッチラゴンアシレーヌドサイドンの三すくみ誰を軸に来られても対応できるようにする

 

です。

 

構築経緯です。まず、パッチラゴンを止める枠としてのホルードを確定としました。型は安定と信頼のタスキ型を使用しました。

 

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次にホルードで絶対に止まらない水ウーラオスに対する切り返しの枠としてマリルリを採用しました。

ただマリルリは受けだし性能が高くないため、一回の受け出しでウーラオスに負荷をかけたい。そんな流れでゴツメ採用。この構築の地雷枠1匹目が完成した。ついでにドサイドンにも弱くないのが強みです。

 

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次にこの2匹だと安定して勝てないアシレーヌや水ロトム、そしてナットレイへの打点があり、パッチラゴンを採用しました。

 

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この3匹では地面が一貫するためフライゴンが重い。また、ガラルサニーゴキレイハナの力を吸い取る展開に誰も勝てないのがキツいと感じました。

クッション性能がそれなりにあって攻撃種族値が高くないポケモンを探しに探しました。結果、その辺りのバランスを兼ね備えつつ、積み技があって積み合いにもそれなりに強そうなトゲチックを採用しました。地雷枠2匹目。

 

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ここまでで対面的な性能は確保したのですが、初手ダイマックスポリZとキュウコンのベール展開など特殊ポケに崩される機会が増えたのでこのあたりを全てケアできるギガイアスを採用しました。地雷枠3匹目。

 

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最後に、この構築で絶対に対面で勝てないアイアントを確実に吹き飛ばすandゲンガーのタスキを削る炎枠として原種キュウコンを採用していました。

ただパッチラゴンへの打点のなさと地面の一貫が気になり、結局リザードンを採用しました。

 

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こうして地雷だらけの構築が完成しました。

 

4.個体別の型紹介

 

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ホルード@きあいのタスキ

性格: ようき

特性: ちからもち

実数値:

H161(4)A108(252)B97(0)C×D97(0)S143(252)

技構成: じしん/じたばた/でんこうせっか/こらえる

 

調整は特にせずASぶっぱ。

構築の数少ない安定枠。基本的に初手に出して最初のポケモンを一体処理してから2匹目にじたばたを入れるor相手の初手ダイマを枯らす枠です。

パッチラゴンはもちろんのこと最終盤にはCSよりのうたかたのアリアアシレーヌも増えたためじしん→石火で処理しまくっていました。

 

こらえるで相手のダイマを枯らせるのも良さの一つなので裏から出しても強かったです。

 

ただ、ダイマパッチラゴンはようきだと処理しきれないので裏の圏内に入れる感じで使っていました。

 

この構築は鬼火ロトムが重すぎるので、どうしようもないときはこいつで初手にダイマクックスしてダイアタックで削りを入れていました。

 

選出率1位

 

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マリルリ@ゴツゴツメット

性格: いじっぱり

特性: ちからもち

実数値:

H184(68)A112(252)B110(76)C×D101(4)S84(108)

技構成: アクアジェット/アクアブレイク/じゃれつく/あなをほる

 

調整は陽気ウーラオスのすいりゅうれんだ→雷パンチ確定耐えと60族を意識したs84を何故か両立した6世代産()

 

ウーラオスサザンドラなどのガン有利タイプの相手を基本的にしてもらいました。タスキカウンター、タスキじたばたで切り返そうとするホルード、ウーラオスルガルガンルカリオあたりに腐らないのがすごく使いやすかったです。

 

あなをほるはじゃれ→ダイアースでドヒドイデギルガルドに弱くなくしたくて採用しましたが、結果的に1番使ったのは壁ターン枯らしと60族のダイマターン枯らしでした。

 

受け出し回数は多くないですが、対面だとバレルサニーゴとかがいない限りは使いやすかったです。

 

ただ、チョッキとかなら本来役割を持てるはずの特殊に弱い点、Sに割いた分ホルード地震→石火が乱数、S84だとアーマーガア抜き60族など調整の余地はあったと思います。

 

選出率2位

 

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ギガイアス@食べ残し→じゃくてんほけん

性格: なまいき

特性: すなおこし

実数値:

H192(252)A156(4)B150(0)C×D145(252)S40(0)

技構成: ロックブラスト/じしん/ヘビーボンバー/ステルスロック

 

元クッションからのエースに大躍進した今期のMVP。元々はポリZ、リザ、ニンフなどの特殊用へのクッションとして採用していたため調整はHDぶっぱ。

 

が、弱点が多い点、実はアシレーヌにHPまんたんならダイマの打ち合いに勝てる点などを考慮して弱点保険に変更しました。

 

 

結果、ビビるほど強い耐久振りのじゃくほは嫌いでしたがこれを使うと強い理由がわかりました。

 

あと、キュウコンの壁展開をこいつ投げるだけで半壊させれるのはマジで便利です。砂なのでホルードのタスキも潰さずに相性が良かったです。

 

ただ、パッチラゴン、ドサイドンにはダイマ対面勝てないのは難点。

 

選出率3位

 

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パッチラゴン

性格: ようき

特性: はりきり

実数値:

H166(4)A152(252)B110(0)C87(0)D90(0)S139(↑252)

技構成: でんげきくちばし/ドラゴンクロー/かえんほうしゃ/つばめがえし

 

テンプレのパッチラゴン。僕の心臓を1番抉り取ったやつ。ウーラオス等のカウンターケアなど、陽気でもかえんほうしゃにして良かったと思う場面がそれなりにありました。

 

基本的に受けル崩しや天然崩しをさせていました。当てたときはシンプルに強い。ただ、パッチラゴンミラーじゃんけんとはりきりは心臓に悪い。

 

使いにくさとしてはサザンガルドがそれなりに増えたこと、メタられすぎてソクノマリルリなどが増えてくる始末だったので意外と動かしづらかったです。

 

まあ選出誘導はめちゃくちゃしてくれたと思うのと最後の試合でんくち2/3で当ててくれたので感謝。

 

選出率4位

 

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リザードン(非キョダマ)@こだわりスカーフ

性格: おくびょう

特性: サンパワー

実数値:

H153(0)A×B98(0)C161(252)D106(4)S167(252)

技構成: かえんほうしゃ/エアスラッシュ/りゅうのはどう/ソーラービーム

 

普通のCSスカーフリザードンアイアントへの遂行ミスは許されないのでかえんほうしゃ採用にしました。

 

おくびょうだとホルードエアスラッシュで確定2発とれないのがキツいが、ウーラオスのスカーフの陽気orいじっぱりがわからなかったので臆病で使っていました。

 

通常個体なのは天候展開を阻害したかった、どうせみんなゴクエン読みしてくれる、サンパワー込みでパッチラゴンにダイドラグーン当てるとそれなりにいい勝負ができる、など様々です。

 

使い勝手は良かったですが、水ウーラオスに7割くらいの確率で負けてしまうこと、小回りを優先させたのであまり火力は出ないことが難点。いっぱいゲンガーと怯みor呪われボディ運ゲーしてくれました()

 

選出率5位

 

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トゲチック

性格: ひかえめ

特性: きょううん

実数値: 

H162(252)A×B116(84)C134(172)D125(0)S60(0)

技構成: マジカルシャイン/マジカルフレイム/わるだくみ/あさのひざし

 

調整はダイマ状態で陽気珠アイアントのダイスチル最大乱数以外耐え。ここまで振るとすいりゅうれんだウーラオスに後出ししやすくはなりました。

 

このパーティーの癒し枠。羽音がうるさい以外はすごいいい。

 

パッチラゴンがいるとめちゃくちゃ出したくなかったですが、サニーゴ展開やキレイハナ展開などに悪巧みから崩していけるのは強かったです。

役割対象にしたかったモロバレルには勝てませんが、モロバレルトゲチックを崩す手段が乏しいのでバレルにダイマ切らせたりしてくれて助かりました。

 

あと進化後同様マジカルフレイムを採用することで妖でありながらナットレイに勝ててしまうのがいいところ。

 

とはいえドサイドンパッチには勝てない、瞑想アシレーヌにも強くない、アシレーヌのせいでウーラオスにどくづきが増えた、など使いづらさはすごかったです。

 

ただ活躍するときはマジで鬼のように無双してくれるし、後出しパッチラゴンを許さないのが強いので次のシーズンでも考察したいと思っている枠です。

 

使用率6位

 

5.パーティーの立ち回り方

 

基本選出は

ホルードマリルリギガイアス

基本誰が来てもホルードが何か仕事をするし、ウーラはマリルリがゴツメで血だらけにしてくれる、ゴクエンリザはギガイアスで耐えるとかなり強かったです。

 

ただ、バレルなどの受けには誰も勝てないのでちかすい型や受けサイクルがいると思った時には

 

リザードンホルード、パッチラゴン

ホルード、パッチラゴン、トゲチック

ホルードギガイアス、パッチラゴン

 

みたいな選出もしていました。(ホルードが過労死しそう)

 

6.使用感と感想

 

ここまで強そうに解説しましたが、めちゃくちゃ綱渡りの連続でした。物理受けに弱すぎるってのが最大の弱点で鬼火展開も催眠展開も無理矢理突破以外の手段がなく、だれかにラムを持たせるべきではと思ったほど。

 

あとはリザを入れてからトゲチックの選出率は下がったので、トゲチックを活躍させるためにもリザ以外の強い炎枠を探したいところ。

 

トゲチックを外せばいいと思われそうですが、わるだくみ展開をできる鋼に負けない妖枠ってやっぱ強いですよ。キッスはエアスラのせいで害悪認定されていますが、タイプと種族値の本来の強みというのをひしひしと感じました。

 

 

 

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長々とした駄文失礼しました。

 

なわとび

 

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